丘のうえの小さな写真館の四季

★ 暗室の製作 5月21日-1★

今日はとうとう窓を取り付ける。
この窓は
慶ちゃんがフランダースの犬の
アロアの窓辺から着想した
真ん中で二つに別れる空色に塗られた窓である。

しかし、その取り付けはとても大変なことで、
天気とは裏腹に大変な苦労を伴い、
窓一つを取り付け終わったときは
すでに夜の10時を過ぎていた。

窓は上の写真で赤の矢印→のところにつけることにした。
その理由として換気扇と対峙していることと
西向きであっても、ここが一番光が射し込む時間が長いだろうと判断したからである。

窓候補地を拡大してみる。

そこに取り付ける窓はフランダースの犬のアロアの窓辺を想定して
真ん中で別れた空色に塗られた2枚扉にする。

上の写真はちょうつがいを取り付けるために
のみでその厚味分、掘っているところ。

このノミは100円ショップの安物で、
切れないと言ったら大変なものである。

我慢我慢と言いたいところだが、
やはり切れの悪い刃物を使うと疲れる。

嵐も去って、
春の心地よい日差しの照る中、
八重桜の木漏れ日とお日様の温もりに包まれながら
とても良い気持ちで作業を始めるが、
この時僕たちは来るべき苦労を予期していない。

5月20日-2

5月21日-2